FOR UNIVERSAL DESIGN AND SUSTAINABILITY
美しいデザインとは何でしょう?
それは見た目の美しさだけではないはずです。
その人の属性と関係なく、
手にとったあらゆる人がストレスなく使えること。
さらに使っていて、気持ちが高鳴ること、ときめくこと。
地球の未来も考えたものであること。
これらもすべて大切な「美しさ」であると、
資生堂クリエイティブは考えています。
化粧品は、美しくなりたいという気持ちにこたえるためのもの。
お客さまが使うシーンすべてにおいて、
美しく、心地よく過ごせるデザインをめざしたい。
私たちはそれを
SHISEIDO Universal Beauty Design (通称:UBD)と名付け、
クリエイターのスキルアップをめざしたプロジェクトとして
活動しています。
クリエイターが共通で持っている暗黙知を高めるため、さまざまな研究会やワークショップを開催しています。講師は多岐にわたる分野からお呼びし、化粧品・デザイン業界にとどまらない、ユニバーサルデザインやサステナビリティに関する幅広い知識を身につけることを目的としています。
見た目のデザインの美しさだけでなく、使い心地までも探求するために。ときには資生堂グローバルイノベーションセンターとともに感性計測をするなど、社内の知見をクリエイティブの力にします。
プロダクトや店頭設計、コミュニケーションツールなど、お客さまの感覚に触れるすべてのものに、細やかな気づかいが行き届いたデザインを目指します。触り心地や使い勝手を、多くの方々に検証いただきながら、デザインが完成されていきます。
化粧品が環境に及ぼす影響も、デザインする上で見過ごすことのできない大事な要素です。
容器や箱に使われる素材への知識はもちろん、レフィル化への対応など、クリエイターはグローバルイノベーションセンターや工場、取引先さまと連携し、常に最新の情報を持ち、自身のクリエイティブに活かします。
得られた知見は、資生堂クリエイティブ内のみならず、対外にも共有する機会を持ち、ユニバーサルで美しい世界の実現を目指します。業種や企業の壁を超えた協働研究にも積極的にトライしています。ユニバーサルデザインのアワード獲得にもチャレンジしていきます。