AQUA LABEL
AQUA WELLNESS SERIES
2021年8月、素肌力にこだわる方すべてに向けてアクアレーベルから誕生した、新シリーズのスキンケアです。
化粧水、乳液、身体にも使うことができるバームのラインナップで、全品に発酵から生まれるアミノ酸を配合。
コロナ禍において「健やかであること」への想いが変化するなかで、お客さまに新しい選択肢、新しい体験をお届けし、喜んでいただけたら…という夢を抱きながら、資生堂クリエイティブのチームでパッケージからコミュニケーションまでをデザインしました。
健康のために自然を取り入れる「日本の知恵」に着目し、その考え方を活かしたスキンケア。日本の食生活から発想を得た「発酵エキス」や「四季の恵みのうるおい成分」を配合しています。ボトルデザインは「磨かれた水のかたち」を体現しており、心地よいゆらぎを感じるアシンメトリーなフォルム。日本の自然の中に存在する色彩をプロダクトに採用することで、日々の生活の中になじむような佇まいをつくりました。
レフィルやボトルの一部に、サトウキビの搾りかすを発酵して得られる植物由来のプラスチックを使用することでCO2を削減。自然の恵みを大切にし、中味から外装まで一貫したサステナブルなプロダクトを目指しました。
商品開発の時点からパッケージ・コミュニケーション・スペースに携わるメンバーが集い、アイディアをお互いにブラッシュアップしながらものづくりができることは、資生堂のクリエイティブの特長のひとつです。
アクアウエルネスの開発においてもそれは自然なことで、発酵の恵みを凝縮した一滴のビジュアルを、キービジュアルおよびパッケージに貼付するPOPの両方に共通して採用したことにもあらわれています。
アクアウエルネスは、年代や性別を問わず素肌力を高めたいと願う方すべてに、おすすめすることができるシリーズとしてデビューしたため、「#塗る発酵」「#素肌力」をキーワードに、新しいお客さまとの出会いを想定しながら、コミュニケーションの開発をおこないました。
アクアウエルネスは、商品開発における考え方、素材えらび、パッケージの開発、年代や性別にとらわれない中味特長など、お客さまへお伝えすべきことが多いシリーズです。
そのため、クリエイティブチームからの提案で、ブランドが大切にしていることをひとつひとつ紹介するための動画を制作しました。
お手入れしたあとの、さらりとした独特の感触を説明するためのもの。
配合成分のもととなっている、日本生まれの素材たちを紹介するもの。
そして、パッケージデザインにこめられた想い、などなど…。
ウェブサイトやSNSアカウントも一新し、シリーズの志をお伝えすることを大切に、透明感あふれる一貫した世界観をつくりだすことに注力しました。