透明な祈 -Transparent Prayer
美しい循環に願いを込めて
技術をアートへと昇華した
ウィンドウアート
SPACE/VMD/WINDOW DESIGN
東京銀座資生堂ビルのクリスマスウインドウディスプレイとして、生分解性をもつ透明木材を用いたツリーとリースを制作しました。この素材は、やがて自然へ還る生分解性を持ち、季節の終わりに役目を終えても再び土や海水へと循環します。装飾には、100年にわたり受け継がれてきた唐草模様で構成。もみの木が成長の過程で見せる螺旋構造になぞらえ、 立ち上がるフォルムに、未来へとのびゆく生命力を重ねています。100年の伝統文様と最先端の素材が、ひとつのツリーの中で出会う。
過去と未来、伝統と革新、可視と不可視が溶け合うこのツリーは、自然と人との対話を続ける生命美のアートとして冬の銀座の街を静かに彩りました。
オーナメントの素材である「透明木材」は、
資生堂みらい研究グループが開発した新素材。
環境負荷の低い薬剤で木を漂白した後、樹脂を含浸させることで、生分解性と光学的透明性を合わせ持つ、循環型素材としての透明木材を実現。
CREDITS
CREATIVE DIRECTOR 信藤 洋二(SHISEIDO)
ART DIRECTOR / DESIGNER 杉野 亜衣子(SHISEIDO)
RESEARCHER 大谷 毅(SHISEIDO)
TITLE DESIGNER 片山 翔平(SHISEIDO)
PARTNER
TECHNICAL DIRECTOR 木村 匡孝(TASKO)
PRODUCER / DESIGNER 石川 樹(OKSAT)
DESIGNER 織田 洋介(TASKO)
MATERIAL DEVELOPER 永瀬 亮平(TASKO)
DESIGN ENGINEER 佐藤 方紀(TASKO)/ 徳毛 郁哉(TASKO)/ 福井 拓洋(TASKO)
PRODUCTION ASSISTANT 渡辺 芽依(TASKO)
PRODUCTION of Special Structures 株式会社上野製作所
PHOTOGRAPHER 高山 幸三(TANK)
VideographerVIDEOGRAPHER 鈴木 一平(BONSAI STUDIO)