在る美
東京銀座資生堂ビル2023年10月〜12月のディスプレイは、伝統工芸が持つ日本古来の美意識をテーマとし、京都の職人と共にツリーとリースを制作しました。
大窓ディスプレイのモチーフとしたのは「和傘」です。和傘のリサーチをする中で「竹骨と飾り糸」という要素に着目。本来傘の内側にあり使用者しか見ることのできない「竹骨と飾り糸」をあえて露出させたデザインはそこに在る美の探求、そして新たな美の定義に取り組んできた資生堂の企業姿勢を表現しています。
小窓ディスプレイのモチーフとしたのは「日本の伝統文様」です。
資生堂パーラーで販売されている洋菓子を
「市松・三崩し・桧垣」といった伝統文様に見立て
ディスプレイを表現しました。