Paper Praises Shadows
紙と、陰翳と── 1 枚の紙でつくり出す造作美
新橋演舞場ウィンドウディスプレイ
SPACE / VMD / WINDOW DESIGN
1 枚の紙でつくり出す造作美。切る・折るなどの最小限の工程で美の最大値を探る。Clé de Peau Beauté (クレ・ド・ポー ボーテ)の商品とともに、舞台を構成するさまざまな要素を可視化した、新橋演舞場のウィンドウディスプレイの連作です。
1 作目のテーマは「音楽」。縦に連続する切り込みが入った紙をピアノの弦に見立てた表現に。鍵盤を奏でるように、光と陰が流れます。
2 作目のテーマは「演者のオーラ」。横の切り込みがつくる多角形の凹凸が光を増幅。切り込みから漏れる反射光と、折りが生み出す輝きの濃淡。ムービングライトが、予測不能に陰翳を織りなします。
CREDITS
CREATIVE DIRECTOR 信藤 洋二(SHISEIDO CREATIVE)
ART DIRECTOR / DESIGNER 上村 玲奈(SHISEIDO CREATIVE)
PARTNERS
PRODUCTION 現代工房
PHOTOGRAPHER 小野 強志(onophoto)